会社で事業を行うデメリットについて

皆さん、こんにちは。公認会計士・税理士の大木です。

今回は会社で事業を行う際のデメリットについてご紹介したいと思います。


会社で事業を行う際には、一般的に次のようなデメリットがあります。

1つ目は、会社を運営するコストが個人事業よりもアップすることがあることです。

例えば、赤字であっても納税する必要がある住民税の均等割という税金がありますが、これは個人に比べ法人の方が高いです。個人の場合は、5,000円ですが、東京の法人であれば7万円の住民税を支払う必要があります。


2つ目は、事業で儲けたお金を個人で自由に使うことが出来ないことです。

会社の場合、会社で儲けたお金を個人で自由に使うために、すぐに給料を上げたり、すぐに配当で貰う等をしようと思っても、法律で様々な制約があるため、すぐに行うことが出来ません。


3つ目は、会社の登記や税金の申告など、手続きが個人事業より面倒になることです。

会社の場合、設立する際にも登記が必要ですが、会社の住所を変更した時などにも登記が必要となります。また、法人税の申告は、所得税の申告よりも申告書の内容が複雑であり、量も多いため、税金の申告も個人よりも面倒となります。この税務申告の複雑さから税理士への依頼料も高くなり、この点からもコストアップにつながります。


以上のように、法人化にはデメリットもあります。

ただ、個人的には目先のメリット・デメリットに振り回されるのではなく、なぜ会社にしたいか、将来どうようにしたいか等をよく考えることが重要かと思います。

よく考えていくと、会社の場合のデメリットだと思ってたことが、そんなにデメリットじゃないかも?メリット方が大きいかも?ということだってあり得ます。逆またしかりで、会社にしたけど、個人事業の方が良かったかも?ということだってあり得ます。

そのため、ご自身の事業の将来ビジョンが重要だと思います。